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羽咋市、気多大社のすぐそばの
鍼灸マッサージ治療院です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0767-22-0486

〒925-0003 石川県羽咋市寺家町チ48-1
email: ariari_q@ybb.ne.jp

鍼灸・マッサージ

方針イメージ


<鍼について>
鍼って聞いて何を思い浮かべられますか?
鍼? 痛いやろ?こわいわ~、おとろしい、等の言葉をお聞きすると、残念でなりません。まず、鍼について実体が知られていないということが原因ではないかと思います。
少し鍼について、説明させてくださいね。

針=金篇に十、十は先のとがったものという意味で、針とはすなわち金属でできた先のとがった形を表しています。そのものずばりですね。
鍼=金篇に咸、咸は、しっかり閉じるという意味で、鍼はどじるための縫い針の意味を指しています。
でも、古代中国で、鍼のもとになったと伝わるものは、砭石(へんせき)という先のとがった石のようなものだったようです。おそらく膿を出したりするのに使っていたのであろうと言われていますが、身近にあったものを治療道具として用い、さらに効果をだそうと創意工夫して金属の鍼が使われるようになったのでしょうね。

中国で生まれた鍼術は、日本に遣唐使の時代に伝わり、だんだん日本人の身体に合わせて発展していきました。
現在日本で主に使われている鍼は、中国の鍼より細いものが多いようです。
当治療院で使用している鍼は0.14mm~0.20mm程度の太さのもので、患者様の体質や刺す場所によって使い分けています。また、幼児や小児へのはりは、刺さないはりを使います。ささなくても十分に効き目があります。さするだけ、そっと撫でるだけです。

でも、一体その0.14~0.20mmの太さってどのくらいなの?と思われるかもしれません。
よく髪の毛くらいと例えられます。当治療院で最もよく使う0.16mmの鍼は、指ではじくと、びよよんとたわむ位です。針?と聞いて注射の針!や縫い針!を思い浮かべられた方は、安心してください。びよよんとたわみ、ゆらゆらと風に揺れるくらいです。また、毎回使い捨ての鍼を使用しておりますので、衛生面も安全です。

<灸について>
お灸もまた、特に日本で独自の発達をとげたものです。
ご家庭でも、おじいちゃんおばあちゃんがお灸をすえるところをご覧になったことがありませんか?
子供のころ、何かいたずらした時に、お灸すえるぞ!と言われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
この、お灸をすえるという言葉のイメージが、あまりよくないのですが、子供さんの発育を促すような灸法がありますし、疳の虫のつよいお子さんに対して、治療としてお灸をすえることもあったのでしょうね。それが子供にはやはり熱い!熱そう!となり、転じて痛い目にあわせるという意味になったのかもしれません。
でも、効果がある、気持ちが良いからこそ、長い時代を経ても現代まで残っているのです。

お灸も土地や身体、時代に合わせて様々な手法があります。
やわらかくひねったもぐさをお米の半分くらいの大きさにしてお灸することが多いのですが、ほんわり暖かいくらいです。時に刺激としてしっかり熱さを感じさせることもあります。また、特に凝ったところやツボの反応があるところはお灸をしても最初はあまり感じません。そこに何壮かしていくうちにじわっと感じると、本当に気持ち良いですよ。
それでも、直接肌にのせるのはちょっと、、という方もいらっしゃるでしょう。大丈夫です。間接灸という直接肌にもぐさがあたらないものもあります。それでも効果はあります。ツボをしっかりとることがコツです。

お灸のもぐさは、蓬(ヨモギ)の葉からつくられています。あの、よもぎもちの蓬です。菖蒲湯の菖蒲とセットの蓬です。蓬は、良い香りがするだけではなく、薬効にもすぐれています。かゆみをとるなど皮膚を整えたり、温める作用もあります。もちろん蓬の香りにはリラックス効果があります。そんな蓬を用いたお灸は、ジャパニーズアロマテラピーと胸を張って言えます。

<マッサージについて>
正確にいうと、按摩・指圧・マッサージです。

按摩の按はおさえること、摩はなでることという意味です。按摩のもとになったものは、古代中国で発生した導引按蹻で、西暦285年に日本に伝わっています。

マッサージもまた、ことばの語源は、”おす”(アラビア語のMass)、こねる(ギリシヤ語のSso)からきているそうです。また、ラテン語で手を意味することばと同一語源であるといわれています。
世界中どこででも、どこか痛みやつらいところがあったときに、手を使って押したり揉んだりなでることで、症状を和らげることをしてきたのでしょうね。

日本にも、手当てという言葉がありますが、お腹が痛い時には自然にお腹に手がいきますし、頭が痛い時には頭に手がいき、無意識にぐっと押さえたりしますよね。お腹が痛い時は意識しなくても揉まずにそっと手を置き、頭が痛い時にはぐっと押さえている。これらを自然に行っているということが、地球上で手を使った按摩やマッサージが自然発生的に起こり、それがしっかりと残ってきた証ではないかと思います。

按摩・指圧・マッサージは、最近ではマッサージという言葉でひとくくりにされ、リラクゼーションや慰安という位置づけにとどまっているような気がします。もちろん、リラクゼーションの効果は大きく素晴らしいものですが、その他にも、循環改善や筋緊張の緩和、関節可動域の維持拡大、内臓諸機能の調整など、様々な効果があります。

マッサージは人にしてもらう運動、とおっしゃったのは野口三千三先生という整体の先生ですが、特に寝たきりやそれに近い生活を余儀なくされていらっしゃる方には、関節の拘縮の予防、全身の循環改善、浮腫を目的とした施術、不動による疼痛の緩和など、マッサージが必要な場面が出てくると思います。そのため、医師の同意書を頂くことで、麻痺・関節拘縮等があるために歩行困難・歩行不可の患者様へは、健康保険を使って施術にお伺いできることになっております。
(同意書の用紙は当院にございますので、詳しいことはお問い合わせください。また、訪問マッサージの項もご参照ください。)



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松田鍼灸治療院

〒925-0003
石川県羽咋市寺家町チ48-1
TEL 0767-22-0486
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