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鍼灸マッサージ治療院です。

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〒925-0003 石川県羽咋市寺家町チ48−1
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逆子の治療

赤ちゃんは通常8か月くらいになると、頭を下にした位置に落ち着くことが多いのですが、その頃になってもお尻や足を下に、頭が上になっていることがあり、逆子(骨盤位)として問題になってきます。
子宮奇形や前置胎盤、子宮筋腫などの原因がある場合もありますがと、はっきりした原因がない場合も多いようです。

東洋医学的には、妊婦さんが冷えていると、陰陽のバランスがくずれて逆子になりやすいと言われています。
通常、28週目の検診にて指摘され、逆子体操、胎児の姿勢にあった側臥位(背中が上になって回転するスペースをつくってあげる)などの方法で、自然回転を待つことになります。
自然回転の確率も高いのですが、戻らないまま分娩をむかえる妊婦さんは、全出産に対して3〜5%というデータがあります。

28週目の検診の次の検診は、2週間後、その時までに他に何かできることはないのでしょうか?
30週、32週...と週数が経つにつれて、胎児も大きくなりお腹のなかで回るスペースが小さくなっていきます。
鍼灸の古典では、難産の治療として、三陰交、至陰のツボが使われていたようです(逆子という概念がなかったため)。それを応用して、現在の鍼灸治療でも、逆子の治療というと、必ずと言ってもいいくらい、三陰交、至陰のツボが使われています。

色んな先生が、多数のデータを出されていらっしゃいますが、28週、30週、32週、34週と経過するにつれて回転する確率は低下していきます。逆にいうと、早い週数の方が、胎児も小さく回転スペースが大きいため、回転する確率が大きいようです。

また、鍼灸自体が初めての妊婦さんは、妊娠中に鍼灸って大丈夫なのかしら?と心配されるかもしれません。
大丈夫です、三陰交と至陰というツボは、両方とも下肢のツボです。お腹に治療はしません。どうしても鍼はいやという方にはお灸で対応いたします。三陰交というツボは、古来妊婦さんの禁穴と言われていましたが、私の学生時代の経穴の先生は、禁穴というのはそれだけ大事なツボなのよとおっしゃっていました。また、色々な先生方が、データで、安定期過ぎての三陰交は、何ら問題ないと示されています。私自身も、安産のお灸として三陰交にずっとお灸をしていました。

なお、当院の逆子の鍼灸治療は、能美市のとよしま鍼灸院の豊島清史先生のご指導を受けております。

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松田鍼灸治療院

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